お手製方向幕手回し器を作ろう
はじめに
新しいMAD作りました見てください!!!!!!!
なにが「はじめに」や
とりあえず、方向幕を回せる形で飾ろう という記事です
以下の人にオススメです
- 方向幕をロールで所有している怪しいオタク
- 手回しでもいいし見栄えも気にせんので、とにかく回せる形で飾りたいオタク
- 「木材や板を使うと回す度にちょいちょい削れて木屑でも出るんじゃないか」と杞憂するオタク
ちなみに工具をそこそこ使います。当たり前ですが取り扱いに気をつけろと同時に、無い人は100均で揃えておきましょう。私は小さめのノコギリを買いました。
以下、目次になります(はじめに はこの項目です)
モノを揃えよう
三洋商事にお金を落とした 安い まだ振り込んでない pic.twitter.com/EJgHUtC7SF
— あずさ (@higashi_neya) 2022年11月22日
まずは方向幕を用意するところからです。なんか順番違うような気はしますが、
幕を買ってみたい願望と、幕が家に来たら方向幕を回すやつを作ってみたいの欲望があったのでこういう書き方をしています。
これを書いている時点で残り36でした。買ったときで70なんぼはあったので、着実に売れてはいるようです。大阪メトロに思い入れがある人は、今のうちにここでおうち方向幕デビューしてもいいと思います。
幕を回す装置と幕のセット自体も売っていますが、配線とか諸々考えるとこっちでいいかな~となりました。ちなみに送料合わせると幕だけでも7000ちょっとくらいになります。使い潰されたロールで考えるとまあ安めかな。
ちなみにこれを販売しているSanyoトラフィコですが、
三洋商事という、電車の解体を請け負っている会社のグループ会社となります。電車の廃品以外にも気になるものは山ほどありますが、それはそれとして。
さ!届いたことにしましょう。
以後、写真を多用しますが、縦やったり横やったりし、場所を取るかもしれませんがご容赦を。あと部屋が汚いので、気になる方は掃除しに来てください。
手回し器の作成にあたり、以下の道具を用意しました。(背景見づらすぎ)
- 80*29.5の金網*2
- 44*29.5の金網
- 結束バンド
- ノコギリ(ある方は買う必要ありません)
- 2mのΦ20の塩ビパイプ(半分に切るので、割高な1mでもいい方はそちらで)
- Φ20の塩ビパイプのT字のやつ(後で2個を買い足し、計4個になっています)
こんだけあれば十分です。
さらにあればいい道具としては、
このくらいでしょうか。
ちなみに幕はほぼ70cmだったので、80cmでちょうどいいくらいのサイズ感になります。
ここで一つ気をつけてほしいことがあって、ノコギリなんですが、
刃の部分のギザギザ、見えますかね?あれがちゃんと立ってるやつを選んでくださいね。たまに開ける前から刃が終わってるヤツもいます。私も一瞬掴まされかけたので、もし新たに買う際はこういうところにも気をつけてください。
金網を使用した理由としては、木材の場合に上述の通り、回す度に少しずつ削れて木屑とか散ったら嫌やなあ。。みたいな杞憂があったためです。
また、わざわざ塩ビパイプにしている理由ですが、幕を貼って回す性質上、フラットな棒を用意する必要があります。また、金網の目はほぼ3cm四方になっているのであまりにブカブカでも様になりません。そこで、長くて太いイメージのあった塩ビパイプに目をつけました。
お値段なんと1,745円!!!!!!!!たっか
加工しよう
モノが揃ったらいよいよ加工です。
ここから先は工具を使ったり、普通に鋭利な箇所が発生します。私は怪我しなかったので普通にやっても怪我しないはずなんですが、万一しても自己責任でお願いしますね
で、加工するべきことをここで整理しておきます。青い文字を押すとその工程の解説に移りますリンクミスったので後で直します
①40cmくらいの金網を真ん中で近い部分に切断し、20弱*29.5の金網を2枚作る
②20弱の金網を80cmの金網の両端に立てて、結束バンドで留める。
留めたら、もう1枚の80cmの金網を立てて、20弱の金網と結束バンドで留める。
バリが気になるならヤスリがけするか、丈夫なテープで先を包んでおく
ここはわかりにくければ完成形などの写真を見てください。伝えづらい。
③2mの塩ビパイプを真ん中で切断し、1m*2本のパイプを作る。
T字のアレを付け、付けてない側から金網のいい感じのところに通す
④必要であればいい感じに幅を測り、1本が85~90cmになるように再切断する。
切断面にもT字のアレを付け、回るかどうかを確かめる
⑤さらに必要であれば、幕が斜めになりすぎないように目印をつける
だいたいここまでで5~6時間くらいかかりました。3日くらいに分けてかつ別のことやりながらの時間なので、もっと集中すれば多分早く終わります。
以後写真とともに順を追って詳しく説明します。
①40cmくらいの金網ですが、横長の方は網目が12あるはずです。
怪我しなければ手段を問わないので、5と5に分けます。
金網の中の網はニッパーで捻ったら切れました。輪郭の太い針金はノコギリかなんかで傷をつけて、曲げる力を利用して手で折ることができます。何回もいいますが、ここがガチで危ないので、気をつけるか自信が無ければそういう道具を買いましょう。力も要るから疲れるのなんの。
②切断が終わればこのように立てて、土台の金網(80cm)と結束します。
2つとも立てられたら、ちょうどいいくらいのところ(端から5マス目)に背中の金網(80cm)を立て、両端に立っている縦長の金網と結束します。
私がやった時はそんなにバリ等は出ませんでしたが、出た場合はニッパーなりノコギリなりで削ぎ落とします。私はヤスリを実家から持ってこなかったので、粘着テープで尖ったところを包んでいます。
③塩ビパイプの切断はノコギリを往復する時間が長い程度で、そんなに苦労はしません。
ゴミ箱を足で抱えると散らからなくて楽です
切った断面はこんな感じになります。T字のあれを付けるのでバリを取る必要は全くありませんが、気になる人はノコギリで削ぎ取るといいでしょう
切断できたらT字のあれを付け、、、
仮ではめ込みます。私の脳波が伝わる方はここでだいぶ形になってきているはずです。
後ろに3マス分くらい余りますが、ここでは気にせずに進みます。
④気にならない人はスルーしていいんですが、私は右側にみょーーんと伸びてるのが死ぬほど気になりすぎて死にそうです。ですので、そこも切っていきます。
ところで、T字のアレがパイプに被せるためにちょっと太くなってるの、お気づきでしょうか?あの幅は金網でちょうどいいくらいの幅をしております。(死ぬほどぴったりって訳ではない)
ですので、この状態は右に下がっているような状況になっています。多分。。。 そこも直していきます。
左側にT字のあれを付けた状態で、「右にもT字つけたらパイプの終点はこの辺かな~」ってくらいのところに印をします。この辺はT字の中のパイプの終点を触って、いい感じのところを見つけてくださいね
ビフォー:アフターになります。まあこんなもんでしょう
⑤幕を貼る際に斜めになると、くるくる巻いたときに顕著に斜めになる恐れがあります。俺は感覚で貼れるぜ!とか、そういう方は不要。
パイプの印字を参考に、マステでまっすぐのガイドを作ります。切る場所によっては印字が少ない場合もあるし、無い場合もあるかもしれません。うーん、どんまい!w
ここで幕を貼るまでの流れは終わり。なっが。呼吸困難なるわ。
幕を貼り付けよう
ここである程度幕をほどき、どちらが上か下かを確かめておきます。
自分の場合は一番下のコマが外側になるように巻かれていたので、下のロールから貼ることにしています。
ガイドを参考に貼っていきます。どうせ巻いて遊んでいるうちにも寄ったりはするので、めちゃくちゃ真剣になんなくていいです。
なんなら幕の端がまっすぐとは限らないので、本当に適当な塩梅でいいです。
ちなみに自分は幕と塩ビパイプとの貼付けはマステでやっています。万一、剥がして調整が必要とかなったときに比較的ラクです。(大阪メトロは上から2段と下から2段でちょうどいいくらいの縦幅でした。全く測っていませんが、これの貼り直しって考えたくもないですね。)
貼り付けたら一旦下の棒で巻き切り、一番上の端をさっきの要領で棒に貼り付けます。
程よく張りながら回すと。。。
完成!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに、回るようにする=棒と金網との間にわずかな遊びが生まれるので、ちょっとだけ幕が張り切れません。しかし許容範囲内でないでしょうか。